スカイラインは、1957年に初代のプリンス・スカイラインが登場して以来、
ずっと日本のスポーティーカーの代名詞として生産され、
今なお、多くのファンの支持を集めています。
このたび、新型スカイラインが、13代目として新たに生まれ変わりました。
しかし、名前は、日産スカイラインではなく、アメリカでの日産のブランド「インフィニティ スカイライン」として位置づけられました。
新型スカイラインの外観は、ジャガー + マークX?
あくまでも個人的な主観ですが、まず、タイトルにもあるとおり、このフロントマスク(顔にあたる部分)を見たときの第一印象は、「ん?どこかで見たことあるぞ?」というものでした。そうです、ジャガーXJの顔です。
細かく見ていくと、切れ長の目のヘッドランプとフロントグリルの関係、フロントグリルのメッシュの色、デザインなどよく似ているように感じましたし、トータルで見たフロントマスクは、「ジャガーと何か関係ができたのか?」と思ってしまいました。
また、台形状のフロントグリルが、ギュッと前に突き出した感じは、現行のレクサスシリーズを思い起こさせます。
今度は後ろに回ってみると、「ん?何だコレハ?あまりインパクトがないぞ。普通の乗用車って感じ。ブルーバードのシルフィーか?、いや、マークXだ!」というのが、テールランプの形状を中心にリアを全体的に見たときの第一印象です。
テールランプの形状は、これがトレンドなのかもしれませんね。トヨタも日産も似かよった形になって、パッと見で判断できなくなりました。
やっぱりスカイラインのリアビューはコレ!!
スカイラインのリアビューといえば、ケンメリから、R34型まで採用されていた、丸目の4灯、これでしょ!動力性能や、走りのテイストはともかく、まず、見た目でおおかたのイメージが決まってしまいます。
このデザインからすると、かなりおとなしめの高級車という位置づけになるのではないでしょうか。(今後、セダンに続いて、スポーティなデザインのクーペも投入されるかもしれませんが・・・)
これまで、スカイラインといえば、私のイメージは、冒頭でも述べたとおり、日本を代表するスポーティカー・若者の車と捉えていましたが、日産は、GTRというすごい車を毎年進化させ、フェアレディZも健在という中では、スカイラインといえども、こういうポジションにするしかないのかもしれません。
時代が変わったということでしょう。また、スポーティな車が一台消えていくようで、寂しい気がするのは私だけでしょうか。