子供の頃、好きでよく見ていたTV番組って、
今でも憶えていますか?
私が子供の頃見ていた、
懐かしい特撮ものの番組のひとつを
YouTubeで見つけましたのでご紹介します。
「がんばれ!!ロボコン」とは?
1974年から77年にかけてTVで放送されていた
様々なロボットが出てくる子供向けの特撮もの。
原作は石森章太郎の漫画。
全編を通してのあらすじは、ロボット学校の生徒であるロボットたちが、
人間の役に立つために、一緒に生活する中で、
さまざまな事件を起こしていくコメディ。
毎回、一話完結の様々なドタバタのストーリーが展開され、
必ず最後に、その回の出来事に対するそれぞれのロボットの評価が、
ガンツ先生より下される。
主役のロボコンは、100点を目指して毎回奮闘するが、
必ず裏目に出るというお決まりのパターン。
で、最後にガンツ先生から言い渡される「ロボコン! 0点!!」
(たまに100点のときもある)というフレーズは、当時かなりはやった。
毎回、悪気はないが、いろんな物を派手に壊すのがお決まりとなっていた。
怒ると頭から湯気がでたり、
働きすぎてオーバーヒートしたりと人間味あふれるところも魅力だった。
その他の主な登場人物・ロボット
- 大山家のママさん
ロボコンが世話になっている大山家のママさんは、
子供やロボコンに対して、口うるさい典型的なタイプ。
「サザエさん」の声でおなじみの加藤みどりさんが演じていた。
- ガンツ先生
ロボット学校の先生。
毎回、最後に出てきて、ロボットの評価・採点をする。
いろんな講釈をたれ、時には、持ち上げておきながらも、
最後にはロボコン0点!!で終わることが多い。
- ロボワル
ガキ大将的キャラのロボット。
ロボコンの敵役として、いたずらばかりしている。
声は、磯野波平役でおなじみの永井一郎さんが担当。
- ロボガリ
いやみなガリ勉ロボット。ロボコンとロビンちゃんを奪い合う仲。
- ロボパー
なぜかわからないが、
ショックを受けると「ショックのパ~~」といって勝手にバラバラになる。
- ロビンちゃん
常にバレリーナのカッコをして登場するみんなのマドンナ的存在。
ロボコンの憧れのまと。
演じていたのは女優で歌手の島田歌穂さん。
久しぶりに見た感想は
この作品は、40年近くも前のものなので、
映像は、特撮といってもCGなんて一切なし、
制作した人たちの知恵と汗でできているように思えます。
毎回出てくる何かを壊してしまうシーンは、
コントのセットのような作った感満載で、
今見ると、逆に微笑ましく見ていられます。
登場するロボットたちは、今のロボットが持つイメージとはぜんぜん違って、
こんな人いるいるといった感じの人間臭さがよく現れています。
当時、リアルタイムで見た方はもとより、
まだ生まれていなかった若い人たちもいかがですか?
2013年10月21日から、毎週2話づつ配信されています。
現在、第9話、第10話配信中。
東映特撮Youtube official チャンネルでは、
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